2016年 11月 30日
今夜はCHET BAKERを聴くことにしよう、、、
ジャズのトランペット奏者でボーカリストとしても活躍したチェット・ベイカー、ドラッグに依存し、暴行され歯を失い、どん底に落ちたチェットが再生を目指す姿を、イーサン・ホークが演じている映画「ブルーに生まれついて」を見た。シャープな映像とクールな音楽が抜群の官能をもたらす傑作音楽映画でした。チェットのどん底時代からの回復期に焦点を当て、破滅的でありながら繊細な美しさを持つ天才ミュージシャンを再現しています。そして激動の60年代、黒人優位のジャズミュージシャンの世界における白人ミュージシャンという地位の複雑さも描かれ、その苦悩が映画にも表れています。イーサン・ホークは本作出演のため半年におよぶトランペットの集中トレーニングを受け、劇中ではベイカーの代表曲「マイ・ファニー・バレンタイン」などボーカルも披露しています。(Born to Be Blue-Chet Baker)
by ppc-jp
| 2016-11-30 18:49
| 映画